黒い宝石『サミュエル・エトー』

サミュエル・エトー

 本日のサッカー動画王は、現在世界最高のチーム『FCバルセロナ』のエース『サミュエル・エトーエトオ)』だ。
リーガ最高のストライカーとして、現在乗りに乗っている最高級の選手だ。
アフリカ最優秀選手に3年連続選ばれる等、その評価は高く、シドニーオリンピック、アフリカ選手権(2度)の優勝経験もある。

エトーといえばなんといってもバルセロナでのロナウジーニョとの世界最高コンビがあげられる。現在世界最高の選手と言われるロナウジーニョのイマジネーションやスピードと完璧なハーモニーを奏でられるのはこのエトーだけだ。(最近はメッシも近づきつつ有る)
エトーはいわゆる大型の本格派FWではなく、野生の動物の様な俊敏な動きと、10番選手の様なテクニック、イマジネーション、冷静さを売りとする。
エトーの超絶テクニックは、それらの能力が渾然一体と成った動物的なしなやかな動きの中から生まれる。一言でいえば、まるでチーターの様なのだ。人間では決してあり得ないスピード、しなやかさ、そして落ち着き。アフリカンならではの尋常ではない身体能力を持っている。是非下記のサッカー動画で確認して欲しい。

また、意外と言っては失礼だが、努力をきちんとすることでも知られており、若い頃は才能まかせだった様だが、今ではプロフェッショナルとしての誇りと自覚を持ち、熱心に向上を続けている。

ライバルのレアル・マドリードに所属していた頃はあまり結果が出なかったこともあり、レアルとの試合では、ものすごいパフォーマンスを発揮することも多い。あのロベルト・カルロスをぶっちぎってゴールを決める等の超絶テクニックを見せている。

エトーは、その才能をチームプレーにも生かすことができるので、バルセロナという個人能力だけでなくチームプレーにも重きを置いた中でもしっかりと役割を果たすことができている。バルセロナの様なイマジネーションとパスとダイナミックな動きが溢れるサッカーでは、典型的なゴールパターンを持っているだけではダメで、仲間との流動的なコンビネーションや守備さえも要求されることがあり非常に大変だ。その仕事をここまで見事にこなして、自他ともに認めるエースとして君臨しているのは見事という他ない。バルセロナエトーと同レベルの仕事をこなせる選手は世界を探しても見当たらず、アンリやクレスポでも難しいのではないか。


現代サッカーではスペースと時間が極端に限定されており、守備をかわすのが本当に大変なのだが、そういった中でもエトーの様なトップオブトップのプレーができる選手はやはりひと味もふた味も違う。2005-2006チャンピオンズリーグで、あのチェルシーもあのアーセナルも結局エトーを抑えきることはできなかった。

アフリカの才能がヨーロッパで磨かれた。黒い宝石の輝き、アフリカンの美しきプレーを堪能して欲しい!

『サミュエル・エトー』サッカー動画 超絶テクニック by YouTube


エトーの黄金の輝きを見よ!


カメルーン代表でのエトーのプレーを見よ!


レアルをぶっちぎるエトーの超高速コンビネーション!


これがエトーの加速力!


このエトーのしなやかさ!

『サミュエル・エトー』選手データ by Wikipedia


獲得したタイトル

* 2002年 コパ・デル・レイ優勝 (マジョルカ
* 2003年 アフリカ年間最優秀選手
* 2004年 アフリカ年間最優秀選手
* 2005年 アフリカ年間最優秀選手
* 2006年 UEFAチャンピオンズリーグ(2005-2006)優勝 (バルセロナ


代表戦歴

* 2000年 シドニーオリンピック 金メダル
* 2000年 アフリカネイションズカップ ナイジェリア・ガーナ大会優勝
* 2002年 アフリカネイションズカップ マリ大会優勝
* 2003年 FIFAコンフェデレーションズカップ フランス大会準優勝


所属チーム

* 1996-1997 レアル・マドリードB
* 1997-1998 ログロニェス 28試合 3得点
* 1998-1999 レアル・マドリード 0試合 0得点 エスパニョール 0試合 0得点
* 1999-2000 レアル・マドリード 2試合 0得点 マジョルカ 13試合 6得点
* 2000-2001 マジョルカ 28試合 11得点
* 2001-2002 マジョルカ 30試合 6得点
* 2002-2003 マジョルカ 30試合 14得点
* 2003-2004 マジョルカ 32試合 17得点
* 2004-2005 バルセロナ 37試合 25得点
* 2005-2006 バルセロナ 34試合 26得点


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