ジダンの後継者『フランク・リベリー』
今日のサッカー動画王がお送りするのは、遂に現れたジダンの後継者、フランス期待の星『フランク・リベリー』だ。
先のドイツワールドカップで代表に初招集されるや、レギュラーとして獅子奮迅の活躍を魅せ、ジダンをサポートし、アンリを後押しし、フランスのファイナル進出に大きな貢献を果たした。この年にフランスリーグのMVPにも選ばれる活躍をしていたこともあったが、この際の代表選出にはジダン等の進言があったとされ、仲間からの評価も高いことがわかる。
リベリーがすばらしいのは、何と言ってもそのドリブルテクニックだ。ジダンの後継者と呼ばれるのは伊達ではない。下記のサッカー動画で見て欲しいのだが、そんじょそこらのドリブラーやテクニシャンとはレベルが違う。フィジカルに優れたフランスリーグで揉まれていることもあり、非常に人に対して強いのだ。DFの激しいチェックの中で発揮できるテクニックという意味で、単にボール扱いがうまいというのではなく、本当に活用できるテクニックを身につけている。
リベリーが中でも得意としているのは、クライフターンや、キックフェイント等の切り返しだ。単純なクライフターンもあれば、ストプと切り返しが二段階に分かれている足の裏を使ったターンもある。この切り返しが非常に深く、タイミングがまた絶妙なので、相手選手をキリキリ舞いさせている。超絶テクニックレベルと言えるだろう。
また、リベリーは、相手選手に囲まれた際に体を入れてボールをキープする能力にも秀でており、体自体はそれほど大きくないものの、非常に当たりに強く、ボディバランスや体の使い方といった現代サッカーに必須とされる力も高い。ゆえに、ボールを奪われることが極めて少なく、囲まれても得意としている鋭い回転ターンを駆使して、見事に体を入れ替えて脱出してみせる。幾多の相手選手をかわして突破していく様は、まるで神出鬼没と言われた同国の怪盗アルセーヌ・ルパンを思わせる。
もちろん、スピードにも長けており、かつ若さ溢れる積極的に仕掛けて行く姿勢も兼備しているため、相手選手としてはどうしても受身受身になり、後手後手になっていく。つまり、リベリーは先手先手で仕掛けて行くのが非常にうまい。これは優れたドリブラーが必ずと言っていい程持っている才能であり、味方の士気を鼓舞するという意味でも影響が大きい。ワールドカップでもベテラン揃いで勢いに欠けていたフランス代表にエネルギーを吹き込んだのは、このリベリーの姿勢とエネルギーだったのではないだろうか。
リベリーの才能は本物であり、ジダン2世という名も決して大げさではない。奇しくもジダンの引退と同時期に現れたフランスサッカー界の星。フランスはワールドカップは得られなかったが、ひょっとするともっと大きな光を得たのかもしれない。
□『フランク・リベリー』サッカー動画 超絶テクニック by YouTube
愛称 スカーフェイス (Scarface)
カタカナ フランク・リベリー
ラテン文字表記 Franck RIBÉRY
基本情報
国籍 フランス
誕生日 1983年4月1日
出身地 ブーローニュ・シュル・メール
身長 170cm
体重 62kg
選手情報
在籍チーム オリンピック・マルセイユ
ポジション MF
背番号 7
利き足 右足
代表歴
キャップ 10
得点/失点 1
所属クラブ
* USブーローニュ(フランス) 2000-2002
* オリンピック・アレス(フランス) 2002-2003
* スタッド・ブレスト(フランス) 2003-2004
* FCメス(フランス) 2004-2005
* ガラタサライ(トルコ) 2005.1-2005.8
* オリンピック・マルセイユ(フランス) 2005.8-
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