将軍『ミシェル・プラティニ』
今日のサッカー動画王がお送りするのは、先のUEFA会長選でみごと新会長に選ばれたフランスの将軍『ミシェル・プラティニ』だ。
今ではすっかり政治家に見えてしまうが、その現役時代の輝きたるや欧州最高の名に相応しいものだった。80年代とえば、かのジーコ、マラドーナと並んでこのプラティニの時代だったと言える。そのキャリアはすさまじく、ユヴェントス黄金時代の旗手として、83〜85年に3年連続セリエA得点王、バロンドールを獲得し、その他、チャンピオンズカップ優勝、セリエA優勝も幾度も果たした。
FWではない。『将軍』の名が示す通り、MFの10番の選手である。それが、あの全盛期のセリエAで、なんと3年連続得点王である。得点力という意味では『将軍』の後継者たるジダンが小さく見えてしまう程だ。ユヴェントスのオーナーであったアニエリは、幾多のスーパースターを抱えたにも関わらず『他のどんな選手もワインか水にすぎず、プラティニだけがシャンパンだった』と語っていたと言われる。下記のサッカー動画をみてもらえばわかるが、そのプレーはスマートでエレガントでそれでいて情熱的だ。足技やFKは言うに及ばず、そのDFがあっと驚くクリエイティビティ(創造性)や、決して体格に恵まれているわけではないのにヘディング技術も群を抜いていた。
どの選手に似ているとも言えないのだが、現代サッカーでこれだけのファンタジーを感じさせてくれる選手といえばロナウジーニョになるのだろうか。ランパードの様な走り込みも見せるし、ロマーリオの様なペナルティエリア内での上手さも見せる。その上、クリンスマンの様なダイナミックなプレーも平気で行う。
サッカー史上に残る偉大な10番の輝きを楽しんで欲しい。
□『ミシェル・プラティニ』サッカー動画 超絶テクニック by YouTube
プラティニゴールコンピレーション1
プラティニゴールコンピレーション2
ユヴェントスでの82-83シーズンの活躍!
『ミシェル・プラティニ』選手データ by Wikipedia
愛称 将軍
カタカナ ミシェル・プラティニ
ラテン文字表記 Michel PLATINI
基本情報
国籍 フランス
誕生日 1955年6月21日
出身地 ジェフ
身長 178cm
体重 74kg
選手情報
ポジション MF
代表歴
キャップ 72
得点/失点 41
所属チーム
* ASジェフ(フランス) 1966-1972
* ASナンシー(フランス) 1973-1979
* ASサンテティエンヌ(フランス) 1979-1982
* ユヴェントス(イタリア) 1982-1987
クラブ
* 1978年 クープ・ドゥ・フランス 優勝(ASナンシー)
* 1981年 リーグ・アン優勝(ASサンテティエンヌ)
* 1981年 クープ・ドゥ・フランス準優勝(ASサンテティエンヌ)
* 1982年 クープ・ドゥ・フランス準優勝(ASサンテティエンヌ)
* 1983年 コッパ・イタリア 優勝(ユヴェントス)
* 1983年 UEFAチャンピオンズカップ 優勝(ユヴェントス)
* 1983年 セリエA 得点王(16 ゴール)
* 1983年 バロンドール受賞
* 1984年 セリエA 優勝(ユヴェントス)
* 1984年 UEFAカップウィナーズカップ 優勝(ユヴェントス)
* 1984年 UEFAスーパーカップ 優勝(ユヴェントス)
* 1984年 セリエA 得点王(20 ゴール)
* 1984年 バロンドール受賞
* 1985年 UEFAチャンピオンズカップ 優勝(ユヴェントス)
* 1985年 トヨタカップ 優勝(ユヴェントス)
* 1985年 セリエA 得点王(18 ゴール)
* 1985年 バロンドール受賞
* 1986年 セリエA 優勝(ユヴェントス)
代表
* 1978年 ワールドカップ・アルゼンチン大会: 一次リーグ
* 1982年 ワールドカップ・スペイン大会: 4位
* 1984年 UEFAヨーロッパ選手権フランス大会: 優勝
* 1985年 アルテミオ・フランキカップ: 優勝
* 1986年 ワールドカップ・メキシコ大会: 3位72 試合, 41 ゴール, キャプテン49回でフランス歴代の得点王である。
監督経歴
フランス代表監督
* 1992年 UEFAヨーロッパ選手権スウェーデン大会: 一次リーグ
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