闘牛士『ファン・ロマン・リケルメ』

ファン・ロマン・リケルメ

さあ本日のサッカー動画王は、アルゼンチンの10番『ファン・ロマン・リケルメ』だ。
今回のドイツワールドカップにアルゼンチンは典型的なワンマンチームで望む。
そのオンリーワンがこのリケルメだ。

ニックネームは『闘牛士』。南米最優秀選手に輝いたマラドーナも賛辞を惜しまないスーパープレーヤーだ。


リケルメの超絶テクニックはナイジェリアの『オコチャ』やクロアチアの『プロシネツキ』同様に足の裏を使ったボールキープ&フェイント。
足裏でボールを連続タッチすることで、相手が付け入る隙を与えず、逆に相手のバランスを崩す。
単にキープするだけではなく、身体を回転させてジネディーヌ・ジダンの得意技ルーレットの様にクルッと回って抜いて行く点が特徴的だ。
身体が大きいため、スローに見えるが、実は無駄のない動きでストライドが大きいため、敵にとってはかなりの体感スピードを感じさせることができる。


リケルメはいわゆる旧来の10番的な選手であり、キープ&フェイントの他に、シュートでも高度な技を使う。
ブラジルの『ジュニーニョ・ベルナンプカーノ』や日本の『三浦淳宏』等の世界でもごく一部の選手しか使えない魔球『無回転シュート』を放つことができる。野球のナックルの様に無回転で予測のできない変化をするボールだ。
その他、単純に強烈なインステップキックであったり、『キャプテン翼』でおなじみの『ドライブシュート』や『スライダーシュート』も平気で放つ。



その上、フリーキックのレベルもトップレベルであり、コーナーキックで直接ゴールを狙ったり、イングランドの『デイヴィッド・ベッカム』ばりの高速インフロントキックも得意としている。
キックの正確さとスピードと威力を掛け合わせた総合的な能力を比較すると、ベッカムの次に来るのはこのリケルメではないかと思われる程だ。


念のため付け加えておくが、アルゼンチンの10番であるため、当然スルーパスは完璧につかいこなす。
インサイド,高速サイドチェンジ、浮き球、アウトサイド、何でもござれだ。


正直、あらゆるプレーのレベルが高すぎる。総合的に見て、世界に久しぶりに現れた本格派のスーパー10番である。



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リケルメの足裏テクニックを見よ!


リケルメの足裏ルーレットを見よ!


リケルメの闘牛ダンスを見よ!

ファン・ロマン・リケルメ』データ集(Powered by Wikipedia

タイトル

* クラブタイトル

アルゼンチンプロサッカーリーグ優勝3回
コパ・リベルタドーレス優勝2回
トヨタ ヨーロッパ/サウスアメリカ カップ優勝1回

* アルゼンチンユース代表

1997年ワールドユース・マレーシア大会優勝

* 個人タイトル

ウルグアイのエルパイース紙選定2001年南米年間最優秀選手


所属チーム

* 1996年 - 2002年 ボカ・ジュニアーズ
* 2002年 - 2003年 FCバルセロナ
* 2003年 - ビジャレアルCF