神様『ジーコ』

ジーコ

今日のサッカー動画王は特別な選手です。我らが(元)日本代表監督にして日本サッカー界の発展に貢献してくれた神様『ジーコ』です。
ブラジルでは『白いペレ』と呼ばれたジーコは、ペレ以降のブラジル最高の選手として絶大な評価と人気を受けています。

世界のサッカー界に星の数程あるチームの中で、歴史上最高のチームのひとつと言われている『82年ブラジル代表』。この『黄金の中盤』の中心にして10番。とてつもない選手です。
監督としては日本の結果がかんばしくなかったことで色々言われることもありましたが、選手としては掛け値無く天才で、ここで紹介しているスーパースター達がサインを欲しがる程の選手です。実際、2002年日韓ワールドカップの親善試合で鹿島アントラーズと対戦したイタリア代表の選手は皆嬉々としてジーコにサインや記念撮影をねだったそうです。
史上最高のチームの最高の選手。すごすぎます。

ジーコの超絶テクニックはありとあらゆる点に及びますが、まずはそのフリーキック(FK)が挙げられます。あの『ディエゴ・マラドーナ』が真似をしたというのですから、驚くほかありません。イタリアで在籍したウディネーゼでは、今でも『ジーコフリーキックは芸術だ』と言われているそうです。

また、ジーコを語る時に忘れてはならないのが、その得点能力です。ブラジル代表通算66得点(88試合)、セリエAでも中堅チームで中盤の選手ながら56得点(79試合)と驚異的なスコアをマークしており、フランスとユヴェントスの将軍『プラティニ』とセリエA得点王を争いました。チーム能力や試合数を考慮すると、事実上の得点王はプラティニではなくジーコだったと言う向きもあります。(ちなみにプラティニはこれまた中盤のポジションながら3年連続セリエA得点王、3年連続バロンドールを獲得した、欧州の歴史に残る超絶スーパースター)
これまた、あの世界最高のストライカー『ロナウド』が、ジーコのシュートやゴールを参考に勉強したというのですから、その次元の高さに唖然とします。

黄金の中盤を指揮する訳ですから、パスワークのレベルの高さは言うに及ばず、なんとスタジアムの看板まで覚えて自分がピッチのどこにいるかを瞬時に把握していたと言われています。


文字通り『神様』レベルの選手だった『ジーコ』。彼が日本を愛してくれただけでも日本は感謝しなければいけないでしょう。


ジーコ』サッカー動画王 超絶テクニック by YouTube


世界の10番のプレーを見よ!


ゴールはこうやって決めればいいんだ!


黄金の4人の輝きを見よ!

ジーコ』データ集 by wikipedia


本名 アルトゥール・アントゥネス・コインブラ
愛称 ジーコ、サッカーの神様
カタカナ
ラテン文字表記 Arthur Antunes Coimbra
基本情報
国籍 ブラジル
誕生日 1953年3月3日
出身地 リオデジャネイロ
身長 172cm
体重 72kg
血液型 A型
選手情報
ポジション MF
利き足 右足
代表歴
キャップ 89
得点/失点 66