フィーゴの後継者『クリスティアーノ・ロナウド』

　今日のサッカー動画王は、ワールドカップでも大躍進中のポルトガルの若手ホープ『クリスティアーノ・ロナウド』。ポルトガルのみならず、所属するマンチェスター・ユナイテッドでもチームの中心となって活躍する欧州きってのスーパードリブラーだ。

ポルトガルと言えばフィーゴ、フィーゴと言えばポルトガルというくらい大先輩フィーゴのイメージが大きかったものだが、このクリスティアーノ・ロナウドが登場してからは、その象徴も変わって来ている。
ポルトガルではフィーゴと、マンチェスター・ユナイテッドではライアン・ギッグス、パク・チソン等と左右の両翼を担当し、相手チームに切り込んで行く。

彼の超絶テクニックであるドリブルは、スピードにのったまま繰り出される数々のフェイクにある。スローや静止した状態でトリックを使う選手はいくらでもいるのだが、クリスティアーノ・ロナウドは高速ドリブルの中で、フィエイントを繰り出すことができる。
しかも、シザースにしろ切り返しにしろ、連続して行うボディバランスを持ち合わせているため、１回でひっかからなくても、２回、3回と繰り返すことで、ほぼ確実に相手をかわすことができる。

得意なフェイントの第一はシザース。左右両足で高速シザースを繰り出すことで、相手のバランスを崩すだけでなく、味方選手のあがりを待つまでのタメを作ったりすることができる。
また、切り返しも頻繁に用い、クライフターンとは異なるが、切り返したボールを立ち足の斜め後ろに持って行くことで、食らいつく相手選手を簡単にいなしている。
その他、左右の立ち足／蹴り足を通常とは逆の用い方で蹴る『ラボーナ』であったり、クライフの様に左サイドからの『アウトフロントセンタリング』などの美しく、高度な技を使いこなす。
練習で同じ技を使うことができる選手は数多くいるが、本番でこういった華麗な技を繰り出すことのできる選手は数える程であるため、世界指折りのテクニシャンという評価を得ている。

シュート力も特筆すべきものがあり、ドリブルと同様に左右どちらからでも強烈なミドルシュートを打つ力を持ち合わせている。
マンチェスター・ユナイテッドに来た頃は得点能力はなかったものだが、チームの厳しい要求に応える形で成長してきた。
『エリック・カントナ』『デイヴィッド・ベッカム』というマンチェ栄光の背番号７を引き継いだことからもその才能が伺える。

持ち前のイケメンぶりにより、女性ファンも多いクリスティアーノ・ロナウド。その華麗なテクニックで男ばかりでなく、女性をも惑わせている。

『クリスティアーノ・ロナウド』サッカー動画王 超絶テクニック by YouTube

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『クリスティアーノ・ロナウド』データ集 by wikipedia

本名 クリスティアーノ・ロナウド・ドス・サントス・アヴェイロ
愛称 クライベイビー、CR
カタカナ
ラテン文字表記 Cristiano Ronaldo
基本情報
国籍 ポルトガル
誕生日 1985年2月5日
出身地 フンシャル
身長 184cm
体重 75kg
選手情報
在籍チーム マンチェスター・ユナイテッド
ポジション MF、FW
背番号 7
利き足 右
代表歴
キャップ 46
得点/失点 17
2007年4月終了現在

所属チーム

* スポルティング・リスボン（ポルトガル）　1996-2003
* マンチェスター・ユナイテッド（イングランド）　2003-