魔術師『パブロ・アイマール』
さあサッカー動画王がお送りするのは、アルゼンチンの魔術師『パブロ・アイマール』だ。アルゼンチンのリーベル（リバー・プレート）であのハビエル・サビオラと黄金コンビを結成し、アルゼンチンの黄金世代の中心として多くの美しいプレーを魅せてきたこの選手は、数多く生まれたマラドーナ２世の中でも、総合的に見てその名に最も相応しいのではないかと言える。
スペイン中堅クラブのバレンシアでプレーしているため、ビックタイトルにはあまり恵まれていないが、世界で最も美しい攻撃で知られるリーガ・エスパニョーラでもリーグを代表する10番選手として確固たる名声を築いている。
アイマールの超絶テクニックは、一目見れば誰でもわかる。要するにうまいのだ。とにかく上手いのだ。よくフットサルや草サッカーをしていても、誰がうまいかというのは素人目にもすぐわかるものだが、このアイマールは世界のトップリーグでそれが明らかに分かる程、圧倒的な上手さを持っている。そんじょそこらのテクニシャンとは次元が異なる存在で、上手いというのはこういうことか！、と改めて感心させてくれる希少な存在だ。下のサッカー動画でその柔らかで美しいプレーを堪能して欲しい。
特徴はプレーの緩急にあり、ゆったりとして落ち着いたボールキープやドリブルから、瞬間的にスピードアップしチーム全体のギアを一気にシフトアップさせる様なボールタッチを自然と行うことができる。アイマールが味方チームの緩急とリズムを創り、アイマールが相手チームを惑わせる。味方選手は特に難しいことをしなくとも、アイマールがボール回しに絡むととたんにチーム全体のプレーがクリエイティブなものに見えてくるから不思議だ。ジネディーヌ・ジダンの様に、ボールだけでなく味方までコントロールするかの様な圧倒的なスキルを持っている。あのマジカルな選手の宝庫であるアルゼンチンでつけられた『魔術師』の異名は伊達ではない。
アイマールは非常に小柄で、フィジカルも強い方ではないのだが、技術面が圧倒的に優れているため欧州の激しい守備の中にあっても、なんなくボールと戯れ、美しいプレーをこなす。
ラボーナ（軸足の後ろを通して蹴るトリッキーなプレー）や、又抜きフェイント等の魅せる技も効果的に多用するため、見ていて楽しいスペシャルな存在である。アイマールクラスの司令塔と言えば、世界でもジダン、ロナウジーニョ、カカ、トッティくらいしかいないのではないかと思われ、ジダンの後を継いで世界に喜びをもたらすことのできる夢の選手だ。
また、サッカー界を代表するイケメンで、女性誌のイケメンワールドカップに登場する様な存在なのだが、性格は極めて謙虚でおとなしく、周りからの評判や信頼も厚い。
アルゼンチン代表のチームメートに、同様にマラドーナ２世の異名を取る『サビオラ』、『リケルメ』、『メッシ』、『テベス』等の天才プレーヤーがいるため、必ずしもレギュラーが保証されている訳ではないのだが、世界中どこにいっても10番を任せられる偉大なプレーヤーだ。天才チームメートと天才が織りなすハーモニーを楽しんで欲しい。
『パブロ・アイマール』サッカー動画 超絶テクニック by YouTube
本名 パブロ・セサール・アイマール
愛称
カタカナ パブロ・アイマール
ラテン文字表記 Pabro AIMAR
基本情報
国籍 アルゼンチン
誕生日 1979年11月3日
出身地 リオ・クアルト
身長 170cm
体重 62kg
選手情報
在籍チーム バレンシアCF
ポジション MF
背番号 21
代表歴
キャップ 41
得点/失点 7
所属チーム
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