日本の10番『中村俊輔』

中村俊輔

 いよいよ登場、今日のサッカー動画王は日本が世界に誇る10番『中村俊輔』だ!
言うまでもなく日本の中心選手であり、ジーコが日本代表監督に就任した2002年から一貫して10番をつけている。その柔らかなテクニックとプレースキックはワールドクラスで、日本が世界のトップレベルに追いつくために、最も期待されている選手である。


日本のJリーグでプレーした横浜Fマリノスでも10番をつけて木村和司以来の真の日産10番としてプレーしていたが、マリノスのユースに落選したことがあり、それをバネに成長したと言われている。マリノスは俊輔が再度入団してくれてホッとしていたのではないだろうか。また、2002年の日韓ワールドカップでも、予選や2000年シドニーオリンピックでは中心選手として大活躍していたものの、トルシエ監督の判断により落選、日本中が俊輔さえいれば、と感じていた。そういったくやしさを跳ね返すかの様に、俊輔は日々成長を続け、2005-2006シーズンでは、欧州スコットランドセルティックでリーグ優勝とカップ戦優勝をチームの中心として果たし、中田英寿セリエA優勝)、小野伸二UEFAカップ優勝)に続く、欧州タイトルホルダーとなった。
このように、俊輔は偉大な才能を持つだけでなく、大変な努力家である。幼い頃からプレーイメージや反省点を芸人のネタ帳の様に何冊ものノートに記しており、日々成長を続けていったことが知られている。


中村俊輔の超絶テクニックは、その左足のキックが基本となっている。コーナーキックフリーキック等のセットプレーでは、日本最高、世界トップレベルのキックを魅せ、数多くの美しいゴールを決めて来た。俊輔は、理想とするフリーキックを、ジダンストイコビッチの様なキーパーが追いつけない程の速いボールと言っており、その言葉通り、緩いカーブキックではなく、どんどん高速なキックを放つ様になってきている。
中でも、二度のコンフェデレーションズカップで決めたブラジル戦とフランス戦(ともに当時世界王者級)のゴールはあまりにも劇的で日本中に勇気を与えたことから語り草となっている。下記のサッカー動画でもう一度感動して欲しい。特別に俊輔自らが解説するフリーキックのコツ、秘密をまとめたサッカー動画も紹介する。参考にして、君も日本サッカーの向上に貢献するひとりになって欲しい。


さて、俊輔は10番選手であるため、広い視野と素早い判断力(いわゆる『いい目』)をも武器としており、50m級のサイドチェンジや、ビロードの様なスルーパスを正確に決めることができる。日本では中田のキラーパスと小野のエンジェルパスが有名だが、そのどちらとも違う俊輔のパスは今やこの二人を抜いて日本最高の武器になっている。


さらには、俊輔はドリブルも超絶テクニック級であり、柔らかなボールタッチとルイス・フィーゴの様なシザース・フェイントと切り返しにより、相手をいなすプレーも得意だ。スピードはないのでぶっちぎるという感じではなく、あくまでスルーパスのためのコースを創ったり、味方の上がりを待つためのタメだったりすることが多いのだが、ボールコントロールが完璧であり、いつ何をしてくるかが読めないため、相手選手は飛び込むことができない。ちなみに、俊輔は相手にプレーの意図を読まれない様に前髪を長くしていると言われている!


今,日本で最も可能性を感じさせてくれるスーパープレーヤー。真面目で努力家の天才。ディヴィッド・ベッカムを超える可能性すらあるあの左足のキック。中村俊輔の才能に感謝し、感動しよう。


□『中村俊輔』サッカー動画 超絶テクニック by YouTube


ブラジルを震撼させた俊輔のスーパーゴール!


世界王者フランスに魅せた俊輔のスーパーフリーキック!


中村俊輔サッカー動画集!


俊輔のスコットランドでのプレーを見よ!


アジアを制した俊輔の超絶テクニック!


俊輔のフリーキックのコツ1


俊輔のフリーキックのコツ2

□『中村俊輔』選手データ by Wikipedia


愛称 シュンスケ、ナカ
カタカナ ナカムラ シュンスケ
ラテン文字表記 NAKAMURA Shunsuke
基本情報
国籍 日本
誕生日 1978年6月24日
出身地 横浜市
身長 178cm
体重 70kg
選手情報
在籍チーム セルティック
ポジション MF
背番号 25
利き足 左足
代表歴
キャップ 63
得点/失点 16
2006年6月23日現在


代表歴

* U-20日本代表
o 1996年 AFCユース選手権
o 1997年 FIFAワールドユース(ベスト8)
* U-23日本代表
o 2000年 シドニーオリンピック(ベスト8)
* サッカー日本代表
o 2000年 アジアカップ(優勝)
o 2003年 コンフェデレーションズカップ(グループリーグ敗退)
o 2004年 アジアカップ(優勝)
o 2005年 コンフェデレーションズカップ(グループリーグ敗退)
o 2006年 ワールドカップドイツ大会(グループリーグ敗退)


タイトル

* 1999年Jリーグベストイレブン
* 2000年JリーグMVP、ベストイレブン
* 2000年AFCアジアカップレバノン大会、同ベストイレブン
* 2004年AFCアジアカップ中国大会、同ベストイレブン、同MVP
* 2005-2006 スコティッシュプレミアリーグ
* 2005-2006 スコットランドリーグカップ


出場記録

* 1997年3月8日 - Jリーグ初出場(ナビスコカップ予選リーグ)-ヴェルディ川崎戦(国立競技場)
* 1997年5月3日 - Jリーグ初ゴール(1stステージ第6節)-ベルマーレ平塚戦(三ツ沢競技場)
* 1998年11月14日 - ハットトリック達成(2ndステージ第17節)-ベルマーレ平塚戦(横浜国際競技場
* 2000年2月13日 - A代表初出場(アジアカップ予選)-シンガポール戦(マカオ
* 2000年2月16日 - A代表初ゴール(アジアカップ予選)-ブルネイ戦(マカオ
* 2002年8月18日 - セリエA初出場、初ゴール(イタリア杯予選)-ターラント戦(ターラント
* 2005年8月6日 - スコティッシュ・プレミアリーグ初出場(スコティッシュ・プレミアリーグ第2節)-ダンディー・ユナイテッドセルティックパーク)
* 2005年8月28日 - スコティッシュ・プレミアリーグ初ゴール(スコティッシュ・プレミアリーグ第5節)-ダンファームリン(イースト・エンド・パーク)


所属チーム

* 1985年~1991年 - 深園FC
* 1991年~1994年 - 日産FCジュニアユース
* 1994年~1997年 - 桐光学園高校
* 1997年~1998年 - 横浜マリノス
* 1999年~2002年7月 - 横浜F・マリノス
* 2002年8月~2005年7月 - レッジーナセリエA
* 2005年8月~ - グラスゴーセルティックスコティッシュ・プレミアリーグ


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