アジア最強の虎『朴智星(パクチソン)』

朴智星(パクチソン)

 今日のサッカー動画王も引き続きアジアから。アジアの虎 韓国が生んだ、欧州最高峰で活躍するスーパースター『朴智星パクチソン)』だ!
ご存知のファンも多いかと思うが、なんとこのパクチソン、日本のJリーグ京都パープルサンガでプレーしていた。それもJ2に降格した時もである。それがまさか数年後にワールドカップチャンピオンズリーグで大活躍し、天下のマンチェスター・ユナイテッドでレギュラーを張る様になるとは予想だにできなかった。現在、中村俊輔を抑えて、アジアで最も知られた選手と言うことができるだろう。

パクチソンは2002年日韓ワールドカップで、当時監督を務めていた名将フース・ヒディングに認められ、監督の母国オランダの強豪PSVに移籍した。ここで3年間で2度のリーグ優勝を果たし実力を磨くとともに、2004-2005シーズンのチャンピオンズリーグで優勝候補ACミランを相手に大接戦を演じた立役者として一躍有名となり、マンチェスター・ユナイテッドの世界的名将サー・アレックス・ファーガソンに請われて移籍した。そのチャンピオンズリーグでは、世界最高峰のACミランDF陣を相手に縦横無尽に駆け回り、あのガットゥーゾピルロネスタマルディーニカフーといった世界に名だたる選手をキリキリ舞いさせた。かのヨハン・クライフに大会ベストプレーヤーとしてあげられた程の大活躍であった。
そして、マンチェに移籍してもその勢いは留まることを知らず、ライアン・ギッグスやポール・スコールズクリスティアーノ・ロナウドとポジションを争い、ほぼレギュラーとして活躍を魅せている。

パクチソンの超絶テクニックは動きの量と質が極めて高いことだ。韓国選手に代表される豊富な運動量を武器にしており、グラウンド狭しと駆け回る。その一生懸命な姿は、ファンを感動させ、相手をおののかせている。ACミランが捕まえきれなかった様に、動きの質も極めて高く、相手DFとMFのラインの間にスペースを見つけ、そこから爆発的なドリブルでかき回すプレーを得意としている。
短い時間、小さなスペースで正確に早く速くプレーするという、欧州のルールにも難なくフィットしており、そのプレークオリティはアジアのそれを遥かに凌駕している。
ユナイテッドでは、英国の若きエース、ウェイン・ルーニーとのコンビがすばらしく、プレミアリーグでも最も動きの質が高いルーニーとハーモニーを奏でられることからも、パク・チソンのレベルの高さを伺うことができる。下記のサッカー動画でそのコンビを楽しんで欲しい。


パクが何よりすばらしいのは、その懸命な姿勢だということを忘れてはならない。ここまで成長した今もおごりや油断は全く見えない。常に誰よりも走り回り、誰よりも真剣に挑み続けている。さしずめ、日本の中田英寿をさらに若く、スピード豊かにしたイメージだ。
アジアの虎が世界に通用することを示した偉大な元Jリーガー。J2からでもチャンピオンズリーグマンチェスター・ユナイテッドを目指せることを見せてくれた意義は大きい。彼を見習って、日本の若い選手もどこまでも成長していって欲しい。

□『朴智星(パクチソン)』サッカー動画 超絶テクニック by YouTube


この飛び出し! この執念! これが韓国! これがパク・チソン!


アジア最強パクチソンの全てを見よ!


パクチソンとスーパースターの競演!

□『朴智星(パクチソン)』選手データ by Wikipedia


カタカナ パク・チソン
ラテン文字表記 Park Jisung
ハングル 박지성
基本情報
国籍 大韓民国
誕生日 1981年2月25日
出身地
身長 175cm
体重 72kg
選手情報
在籍チーム マンチェスター・ユナイテッド
ポジション MF
背番号 13
代表歴
キャップ 63
得点/失点 6
2006年6月23日現在


リーグ戦成績

* 2000年 京都パープルサンガ 13試合 1得点
* 2001年 京都パープルサンガ 38試合 3得点
* 2002年 京都パープルサンガ 25試合 7得点
* 2002-2003 PSVアイントホーフェン 8試合 0得点
* 2003-2004 PSVアイントホーフェン 28試合 6得点
* 2004-2005 PSVアイントホーフェン 28試合 7得点
* 2005-2006 マンチェスター・ユナイテッド 33試合 2得点


世界のスーパースターをカラー大判で紹介するワールドサッカーマガジン。
送料無料で手に入ります。25日間お試しOK!



【さらに】レビュー投稿でスグに使える500円ギフト券プレゼント!