バスティ『バスティアン・シュバインシュタイガー』
今日のサッカー動画王は、ドイツ期待の新生、先のワールドカップでも大活躍した『バスティアン・シュバインシュタイガー』だ。
シュバインシュタイガーは、地元ドイツワールドカップでの3位決定戦で、強固な守備を誇るポルトガル相手に見事な2ゴールを決めた。そのいずれもが目の覚めるような無回転シュートであったために、一躍世界的に有名になった。近年急激に成長して現れてきた選手で、まだ22歳（ワールドカップ時は21歳！）と若いため、今後ドイツの中心となっていくことが期待されている。
シュバインシュタイガーの代名詞とも言える強烈な無回転シュートは、ドイツワールドカップで公式採用された新ボールによる影響も少々あると思われるが、そのキック力に疑いの余地はなく、他の選手が同様に蹴れている訳ではないことから、やはり彼独特のコツや能力が大きいと考えられる。同様に無回転シュートで有名なブラジル代表＆リヨンのジュニーニョ・ベルナンプカーノのシュートは変化量はシュバインシュタイガーのそれより大きいが、球速はシュバインシュタイガーが勝っていると思われる。GKはボールに触れる事すら難しい程だ。日本戦で、川口がジュニーニョ・ベルカンプナーノの無回転シュートに対して『僕の現在の実力ではどうやっても取れない。信じてもらえないかもしれないが、ボールが一瞬本当に消えたんです』と言っていることからわかる様に、その独特のボール変化とスピードは現代サッカーを代表する超絶テクニックとなっている。
シュバインシュタイガーはシュートに持ち込むまでの、相手をかわしてサイドから内側に切れ込む動きにも優れており、自分の武器を生かすコツを心得ている。若くガツガツしたエネルギーと機動力も持っていることから、チームのカンフル剤としての機能も果たしており、破れたイタリアとの準決勝でもシュバインシュタイガーが出場していればあるいは違う結果になっていたかもしれない。世界最高GKとも言われるブッフォンがどう対応するか見てみたいものだった。
周囲の期待は日増しに高まっており、バイエルンの中心としてチャンピオンズリーグでのパフォーマンスも楽しみにされている。今最も欧州サッカーシーンで注目されているホットな若手エースのスーパー無回転シュートを堪能して欲しい。これから増々、変化と球速が増して行くだろう。
□『バスティアン・シュバインシュタイガー』サッカー動画 超絶テクニック by YouTube
『バスティアン・シュバインシュタイガー』選手データ by Wikipedia
愛称 シュヴァイニー、
バスティ
カタカナ
ラテン文字表記 Bastian Schweinsteiger
基本情報
国籍 ドイツ
誕生日 1984年8月1日
出身地 コルベルモール
身長 180cm
体重 76kg
選手情報
在籍チーム バイエルン・ミュンヘン
ポジション MF
背番号 31
代表歴
キャップ 35
得点/失点 9
2006年7月8日現在
所属チーム
* 1990年-1992年 - FVオベラウドルフ
* 1992年-1998年 - TSV1860ローゼンハイム
* 1998年- 現 在 - バイエルン・ミュンヘン
経歴
* 2002年12月 - トップチームデビュー(UEFAチャンピオンズリーグ)
* 2004年6月6日 - A代表初出場 (親善試合) - ハンガリー戦
* 2005年6月8日 - A代表初ゴール (親善試合) - ロシア戦
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