スーケルマン『ダヴォール・シュケル』

ダヴォール・シュケル

 今日のサッカー動画王は、日本もフランスワールドカップでしてやられたクロアチア史上最高のFW、天下のレアル・マドリーでエースを務めた『ダヴォール・シュケルスーケル)』だ!

クロアチアではスーパーマン(super man)を文字って『スーケルマン(suker man)』と呼ばれることもあるこの選手は、ワールドカップ得点王やチャンピオンズリーグ優勝を誇る、東欧の歴史に残る偉大な選手だ。

シュケルの超絶テクニックは左足から繰り出されるのだが、その左足はゴール以外の場面でそれほど輝くことはない。守備もこなす現代的なFWとは異なり、あくまでとにかく点を取ることが仕事、といった雰囲気が漂う。しかし、事実それだけの結果を残す選手で、シュケルにワンチャンスを与えてしまったら、確実にフィニッシュに結びつけてくる。いや、ワンチャンスがなくてもワンチャンスを創り出すといった方がいいかもしれない。とにかく、確実にゴールを決めてくる。『とにかくシュートを打ってくる』ではなく、『確実にゴールを決めてくる』のだ。まるでそれがゲーム自体の意志であるかの様に。他のいかなるFWでも決められないチャンスを確実に決めてくる。シュートミス等皆無だ。下記のサッカー動画で驚いて欲しい。

レアル・マドリードでは、若きラウール・ゴンザレスの、アーセナルでも若き『ティエリ・アンリ』の良いお手本となり、彼らがその後偉大なFWになるためのお手本にもなった。彼らが他の選手では見えないチャンスをモノにしてくるのは、シュケルの影響があるのではないだろうか。

フランスワールドカップでは、強豪ドイツと優勝国フランス、最も良いサッカーをしたと言われているオランダのそれぞれから得点を上げ得点王に輝いた。相手チームがどれだけ厳しい守備をしても、どれだけマークをしても、確実に決めてくる。ワールドカップレベルでも違いをもたらすことができる異次元の才能を持っていた。
例えば、EURO96(欧州選手権)で当時世界最高のGKと呼ばれたピーター・シュマイケルから決めたループシュートは語り草になっている。他の誰にもできないゴールだった。

シュケルのゴールを見ると、本当のワールドクラスとはこういうものなのかと改めて認識させられる。こうやればゴールを決められるんだ、ここまですごいプレーをしないとゴールをこじ開けることはできないんだ、という事実にフランスW杯で日本は驚愕させられた。

サッカー史上に残るゴールゲッター。ゴールゲッター以外の何者でもないが、最高のゴールゲッターであるスーケルマンの得点に感動して欲しい。

□『ダヴォール・シュケル』サッカー動画 超絶テクニック by YouTube


世界最高GKシュマイケルからの伝説のゴール


シュケルのゴールベスト10!


シュケルのシュートをスローで分析


クラシコで決めたマジックゴール!


アンリと魅せたプレミア伝説のゴール!

□『ダヴォール・シュケル』選手データ by Wikipedia


選手経歴

* NKオシエク(ユーゴスラビア) 1982-1989
* ディナモ・ザグレブユーゴスラビア) 1989-1991
* セビージャ(スペイン) 1991-1996
* レアル・マドリード(スペイン) 1996-1999
* アーセナルイングランド) 1999-2000
* ウェストハムイングランド) 2000-2001
* 1860ミュンヘン(ドイツ) 2001-2003


経歴・タイトル

* フランス・ワールドカップ得点王
* ユーゴスラビア・リーグ得点王 1回(1988年/1989年)
* リーガ・エスパニョーラ優勝 1回(1996年/1997年)
* UEFAチャンピオンズリーグ優勝 1回(1997年/1998年)


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